僕は映画を娯楽として楽しむのではなく教養として楽しむ。
人類が一番見るべき映画ジャンルはドキュメンタリー。
友人にこんな質問をされた。

最近どんな映画を見た?

あかん。思い出されへん。
僕は数日前に見た映画の名前も内容もすぐに思い出せなかった。
なぜ、僕は答えられなかったのかとても気になり帰宅後に色々考え込んだがその日の内に答えはわからなかった。そしてまた同じ質問を別の日にされた。そして僕はミニマリズムについて語り尽くして映画のタイトルはっきりと覚えていた。
質問に答えれた時、答えれなかった時の違いをよく考えて、答えに辿り着いたので本日はそれをお伝えする。
ドキュメンタリー(映画)とは?

Documentary [a film or a radio or television programme giving facts about something]
ある特定の事についての事実、真実を伝える映画、ラジオ、テレビなどをドキュメンタリーと呼ぶ。
要は社会問題、教育、歴史、研究、教養、虚構のない真実などをまとめた映像、音声のこと。
ドキュメンタリー映画を見るべき理由
- 知識、教養を深める
- 新しい世界を知る
- 鋭く物事を考えられる
ドキュメンタリー映画を作る目的を考えてみると2つ思い浮かぶ。まずはある物事について世界中に知らせること。そして教育である。だから理解が難しい内容の映画から子供でも理解できる内容まで様々である。
ドキュメンタリー映画は書籍、論文などと比べて非常に内容が理解しやすい。その理由は、書籍や論文は自ら文章を読んで、想像しながら理解しなければならないが、映画は映像をみて音声を理解するだけで済む。さらにその内容はある分野に特化していて専門性があり、知識と教養を与えてくれる。
ドキュメンタリー映画は世界で起きている様々な内容を映像として映しだす。だからこれまで知らなかった世界を知ることができて、新しい価値観とマインドを手に入れられる。私たちは気になることをインターネットで調べれば、すぐに答えにありつける時代に生きている。だから現代人の思考力は衰えるばかり。ドキュメンタリー映画はそれを止められる。ドキュメンタリー映画の目的の一つに教育がある。だから私たちは異文化や世界で起きていることを目の前にして、正解ばかりを追いかけるのではなく、それを理解する、もしくは「なぜ」を考えなければならない。
僕がドキュメンタリー映画しか見ない理由
今の僕があるのはドキュメンタリー映画のおかげ。ミニマリズム、ヴィーガン、地球温暖化、貧困、男女差別、異文化、戦争、犯罪などなど様々なことを映画を通して学んできた。だから僕の知識と教養は浅く広くなった。だから話していて話題に困ることはほとんどない。もしコミュニケーションを苦手とするならドキュメンタリー映画を見れば解決できるかも。
ある時気がついた。「俺、映画の内容もタイトルもすぐに忘れる」その理由は映画を娯楽として楽しんでいたことだった。要はその時だけ楽しむことができれば、後々になって思い出す必要がなかった。でも、ドキュメンタリー映画の内容とタイトルは一度も忘れたことがない。なぜなら制作者は知らせるとこと教育を目的に制作している。だからその内容は毎回驚かされるばかりで、ニュースでは絶対に辿り着けない内容が多い。
今では短いドキュメンタリー映画がYouTubeでたくさん見られる。もちろんその質は、NETFLIX、Prime Videoに匹敵するほど。
オススメドキュメンタリーチャンネル on YouTube
最後に
読者の中にも映画のタイトルまたは、内容のどちらかを忘れてしまい、誰かに伝えられなかった経験をしたことがある思う。そんな忘れてしまうような映画は、果たして見る価値はあるのだろうか?
僕にはあるとは思えない。
1日ましてや、起きている間の2時間はとても貴重である。その時間をわざわざ使って興味があるかどうか分からない映画に2時間は費やせない。でも、NETFLIXやPrime Videoは見放題いで見られるから、それほど魅力を感じない映画もつい見てしまうことも理解できる。
もし、いつも娯楽として楽しんでいた映画の時間を教養として楽しめばどうなるだろうか?ドキュメンタリー映画は何度も説明した通り、知識・教養を深めてくれて、新しい世界を教えてくれる。時には理解に苦しみながら見ることで、柔軟な思考と鋭く物事を考える力を身につけることができる。2時間でこれだけのことが手に入れられるなら見ない理由がない。
もちろん娯楽として楽しむ映画を否定しているわけではないが、ウォッチリストを消化するために映画を見て時間を無駄に過ごすぐらいなら、ドキュメンタリー映画をみて少しでも知識を取り入れた方が人生は遥かに豊かになることは間違いない。
何を見たらいいか分からなければ、「ドキュメンタリー」と調べればいい。そうすれば必ず興味をそそる一本に出会うはずだ。それが面倒であれば僕が紹介しているチャンネルを覗くだけでもいい。
私たちが生きている情報社会で情報は無形資産。だから無知は損をする。人生「知ってる」か「知らない」かで大きく変わる
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