モノを最後まで使い切る暮らし

vintage television set on rusty vehicle on pathway ミニマリズム
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今回はモノを最後まで使い切る暮らしを僕の経験と考えを交えて説明する。

この記事を読まなければ、モノを買うたびにする事に、、、

どうすれば損せずにモノを使い切ることができるのか?

では最初に、損する現実をみていこう。

損する現実問題

brown cardboard box beside green leafed plant
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味期限切れの食べ物、炭酸が抜けた炭酸飲料、湿気ったスナックを捨てたことは誰でもあるだろう。実はこのようなことは、食べ物だけに起きているのではなく、あなたの所有物にも同じことが起きている。例えば、

  • 日用品(医薬品、化粧品、洗剤、キッチン用品など)
  • 衣類(服、靴、アクセサリー、帽子、バックなど)
  • 耐久消費財(家電、家具、自動車など)

これらのモノを最後まで使い切らず途中で捨てることは、賞味期限切れの食べ物を捨てる行為と全く同じで、両者ともに最後まで消費できてないということだ。例で説明すると、10枚入りの湿布を1000円で買ったとして、そのうちの5枚(500円消費)を使い残りを取っておく。しかし湿布にも使用期限があり、次の出番の時には期限切れ、劣化そして紛失している可能性もある。さらに酷いのはその都度、新しいモノを買うこと。つまり残りの5枚は500円分の価値がなくなった=500円を浪費したことになる。そうなれば最初から5枚入りの500円で買える湿布を買う方が明らかに得している事になる。それは500円をまるまるを消費しているからだ。結局僕が言いたい損というのは、1000円で買ったものを1000円分使い切らずに捨てているということ。『私/俺は使用期限を過ぎても使う』から損していないと考えている人、してます。理由はそのモノが持つ機能が低下しているからつまり劣化。湿布の例では、確かに金額的な価値はそのままだが、機能的価値は500円分の価値はない。

類と耐久消費財は使用期限がないため、機能性で判断するとよい。衣類であればヨレ、破れが目立ち機能的に劣っていると感じればそれは最後まで使い切ったということになる。だからこれを感じる前に、デザインに飽きたなどの理由で捨てるのは損しているということになる。

久消費財の家電であれば使用中に電源落ちるなど、家具であれば歪みや劣化から生じる使用上の危険、自動車であれば、エンジンの故障、度々起こる故障などを感じればそのモノは十分な機能性を発揮してないと言うことになる。だから最後まで使い切ったと捉えてよい。決して最新のモノが欲しい、デザインに飽きたなどの理由で買い替えていては、これからも損し続ける。なぜなら毎年新しい製品が生まれるからだ。

このようなが起こる原因は、勿体ない次回のために飽き最新が欲しいと言う考えから生じている。

損を回避する方法

を回避する方法は使い切るしかない。これは決して難しいことではなく、モノを使う度に1つ意識を加えるだけで解決できる。それは思い切ること。思い切るとは迷いや、ためらいを断ち切ること。つまり、勿体ない次回のために飽き最新が欲しいと言う考えを捨てること。読者の中でも安いものは思い切って使えるけど、高いモノを思い切って使えている人は少ないのではないだろうか?しかしいつまでも高いと言う理由に縛られて使わなければ、劣化して機能的価値が落ちていく一方だ。だからこそ思い切って使う必要がある。しかし雑に扱えと言っているわけではない。これまで通りに丁寧に扱い、使用頻度をあげるそれだけだ。使用頻度が上がる反面、機能性は落ちていく。これは仕方のないことだ。でも使用するたびにそのモノの金額分の消費に近づいていることに気づけば、自然と使用頻度は上がる。

してもう1つの損を回避する方法は必要最低限しか買わない。新型コロナウイルスの影響でカップラーメン、トイレットペーパー、マスク、消毒液などの日用品を買い溜めした人は多いはずだ。そして使い切れずに今も残っている人もいるはず。その当時は必要と感じて大量購入したはいいが、結局使い切れない量を抱えて場所を取っている現実。ワクチン接種率が上がる中で、マスクや消毒液の重要性が薄れていけば使用頻度は下がる。それら全てを消費するのに何年も経過すれば劣化していき、新しいものが欲しくなり、それらを処分することになるだろう。だから必要最低限の買い物こそが損しない方法なのだ。車を複数所有すればそれだけ燃料費、維持費がかかる。衣類はいつも着ているモノは既に決まっているから残りは不要だ。家具もそうだ。ソファー、ベット、テレビが何台あっても人数分以上に持つ必要がない。

売れば損失をカバーできると考えるかも知れないが、新品のモノは買った時点で価値が下がるそれがたとえ未使用だったとしても、だから売りの選択肢は初めからない。

モノを使い切った先に見えるもの

flat lay of letter shaped cookies
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自身がモノを最後まで使い切って見えてきたものを以下に書いた。

  • 満足感
  • 買い替えにベストな時期
  • 感謝の気持ち
  • 今までの無駄
  • 必要最低限はマックス量

足感と言うのは、「もうこれはこれ以上使えない」と思った時に生まれる。もう十分使い切りモトを取れたような気分になる。そしてここまで使わせてくれて「ありがとう」という感謝の気持ちが込み上げてくる。十分に機能性は衰え、感謝の気持ちを示せば手放すことは全く苦ではない。何も考えずにモノ使っていれば、モノに対する感謝の気持ち満足感は決して生まれることはない。それがモノを手放すことができない一番の理由なのだ。

を回避する方法のところでお伝えした通り、必要最低限のモノしかなければ、1つ1つの使用頻度は上がり、これこそが使い切ることに直結する。つまり必要最低限以上のモノは全て無駄であり、本当に大切なモノとその量が分かる。必要最低限=マックス量であることにも気づくはずだ。人間の体はひとつしかないため、使い切れる量は自然に決まる。つまりそれ以上を所有することは無駄であり満たされない物欲と不安を煽るだけだ。必要最低限を知ることが本当の安心をもたらしてくれる。

まとめ

ノを最後まで使い切る生活の最大のメリットは、モノが維持する機能的価値をフルに活用でき、その金額分の恩恵を受けれるということ。モノを途中で使用しなくなれば、残りの全ては価値がゼロになる。そうなればその金額分全てを消費してないということになり、浪費に繋がっている。この問題を解決するには、2つの意識を日常に加えるだけで実現できる。それは思い切る必要最低限しか買わないの2つである。

そしてモノを使い切った先に見えるのが満足感、感謝の気持ち、必要最低限はマックス量であることが見える。結局モノを買った以上責任として、最後まで使い切らないといけない。使い切れなければ、お金、時間、空間を無駄にしている

後に、使い切る生活に必要な判断基準を伝えて終わりにする。

モノを買うときに

  • 思い切って使えるか
  • 使いこなす自身があるか
  • 使い切れる量か

ぜひ、次の買い物時にこの基準を試して欲しい!

ミニマリズムは最高の自己投資!!

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