【人間至上主義】食物連鎖のトップに君臨する人類が取るべき行動

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地球上最強生物となった人類は今、食物連鎖の頂点に君臨して、人間至上主義を推し進めています。

だから今日は、我々人間がどのように他の生物に接するべきなのか?

また、他生物へ配慮することで生じる問題。

そしてこれからの「人類の課題と行動」もお伝えします。

美女A
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まず、人間至上主義ってなに?

人間至上主義とは人類を一番に考えることを言います。

もっと簡単に言い換えれば、人間中心主義とも言えます。

しかしヴィーガンは人類が一番偉い、賢い、強いなどのようには考えず、全ての生き物に対して平等に接します。もちろん人間に対しても、平等に接するように心がけています。

この辺りは最後のところでお話指すので、まずは

人類は昔から肉を食べてきたから食べ続けていい?から見ていきましょう。

人類は昔から肉を食べてきたから食べ続けていい?

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「昔から肉を食べているから」と言って、昔の習慣を続けていては人類が進歩することはありません。

もし「昔から〇〇だからいいんじゃない?」というのであれば、

  • 奴隷
  • レイプ
  • 人身売買
  • 強盗
  • 殺人
  • 戦争

などの卑劣な行為をし続けてもいいのでしょうか?

ドラマ(JINー仁)を見たことがある方ならお分かりだと思うのですが、江戸時代に武士の前に飛び出すと当たり前のように斬られます。

そしてその武士はなんの罰を受けることなく暮らし、斬られた人の家族は何もできず、指を咥えて過ごすことになります。

もしこれが現代でも通用すれば、町中に死体が転がっていると思います。

「昔から〇〇だから」が通用する世の中だったらとても怖いと思いませんか?

時代とともにルール、法律も変化しています。この変化に適用できたから僕たちは、なんの不自由もなく暮らせます。

明日から人類が肉食をやめたらどうなるのか?

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結論を言います。

明日から人類が一切肉を食べない!なんてことは決して起こりません。

その理由は、このような変化が1日、2日で起こりえる可能性が著しく低いからです。

もし明日から、肉食を禁止する法律が施行されたとしてもご家庭の冷蔵庫にはたくさんのお肉がありますし、スーパーやお店にもあります。

それだけの量を警察だけで取り締まることはまず不可能です。

肉食をやめた後、酪農場で働く人はどうなるのか?

これも結論から言います。

今までに「仕事」というのは無くなり、そして新たに誕生してきました。

だから家畜を育てる代わりに、大豆やプラントミルク(オーツ麦、アーモンドなど)の原料を育てるなど代わりの仕事が必ず生まれてきます。

例えば、冷蔵庫が誕生するまでは、食材を氷で冷やしていました。しかし冷蔵庫の誕生後は、氷ではなく電気で冷やせるようになり、氷屋は廃業の危機に追いやられたでしょう。

これからの時代は、AIと5G, 6Gがもっと普及すれば、ほとんどの仕事が機械に変わると思います。

実際に私たちの生活の中でも、無人レジ、無人コンビニ、ネットバンキングなど人を必要としない仕事が明らかに増えています。

人からロボットへ変わる時代に、それをなんの心配もなく「俺・私は大丈夫だろう」と思い、毎日を当たり前のように過ごします。

人類が肉食をやめたら酪農場で働く人・家畜たちの心配をするより、自分の仕事がロボットに変わる心配をした方が賢明だと僕は思います。

あなたの仕事がロボットに奪われるのが先か?

それとも人類が肉食を止めるのが先か?

今までの時の流れを見て感じていれば、答えは明白です。

人類が肉食をやめた後、酪農場で働く人には代替の仕事が必ずあります。

最初に説明した通り、大豆、プラントミルクの原料となる植物を育てる仕事。

そしてお肉を運搬していた人は、運ぶモノが変わるだけです。

屠殺場では、人の搾取、動物への虐待そして、生き物を殺すストレスから解放されるので、そこで働く労働者は他の仕事に就けるため嬉しいのではないでしょうか?

家畜たちはどうなるのか?

家畜たちはこの世に存在しているようで存在していない

その理由は家畜のほとんどが自然界と交わらない生活を過ごしているからです。

そもそも家畜たちは自然界に存在しない動物です。

人間が利益を得るために、家畜たちを品種改良して、短期間でより大きく育つように進化させられたのです。

そんな家畜たちは、人間が世話することをやめればすぐに死んでしまいます。

柔らかい、美味しい鶏肉を作るためにできるだけ早く成長させて、早く出荷したいのが人間の気持ちです。

しかし彼らは異常の速さで成長するため、その体重を支えるだけの筋肉と骨が備わっいません。

そのため数歩歩いて座るを繰り返し、骨折して動けなくなります。

そうなれば自分で餌を取ることはできません。

だから人間の世話が必要なのです。これはニワトリだけの話ではなく、他の家畜動物にも似たようなことが起きています。

ヴィーガンしかいない世界になればどうなるのか?

この世の全ての人類が肉食をやめてヴィーガンになれば、地球上で起きている全ての問題が解決されます。

これはではありません。

地球温暖化

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地球温暖化を加速させているのは、畜産業から出るメタンガスなどの温室効果ガスです。

そして家畜たちを育てるための広大な土地を確保するために、アマゾンの熱帯雨林は日々燃やされ、伐採されています。

戦争

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戦争がなくなります。

アメリカの囚人の再犯率は9割と言われ、ある米刑務所ではヴィーガンプログラムが導入されました。

そのプログラムを受講した囚人の再犯率がなんと2割に激減したのです。

日々動物の生を考えたり、家畜たちの苦しみや痛みを考えると人間へ与える危害が減るのは納得です。

飢餓

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1日200円以下で生活する人口は世界中に約7億人います。

そして栄養不足で苦しむ人口は世界中に約8億人います。

そんな彼・彼女たちを救うために必要な食料は420万トンと言われています。

日本では毎年600万トンの食材を捨てています。

まだ食べれるのに廃棄する食材を貧しい人たちに分けることができれば、飢餓問題は解決します。

もし本当に飢餓で苦しむ人たちに食材を届けられるとしたら、肉より野菜の方が優れていいます。

なぜなら、野菜は肉に比べて簡単に長持ちさせられるからです。

そして肉を衛生的に保つためには、真空パックに入れたり、冷凍したりなどの工程が必要ですが、野菜であれば段ボールに詰めるだけで出荷できます

また野菜はお肉より圧倒的に安く、栄養価も高く、そのおかげで病気になるリスクも抑えることができます。

差別

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ヴィーガンは人間至上主義を否定し、食物連鎖のトップに君臨することは認めるも、それを人間が有利になるようにはしません。

トップに君臨するからこそ、弱い立場の生き物を守る責任があります。

人間以外の生物を対等に接すると同じく、人間に対しても差別なく接します。

だから、子供、年寄り、体の不自由な人、男、女、親などを理由に、その肩書きにあった行動を押し付けることもしません。

女性だから家事をしないといけない。男性が一家の大黒柱にならないといけない。

このような考えを持った人は、純粋にジェンダー教育がまだまだなんだと思います。

本を読んだり、僕に質問するなどして新しい考えを取り入れていきましょう。

SDGs

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

外務省 Japan SDGs Action Platform
SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform

ここでは一つ一つ解説することができませんが、この17の目標はヴィーガンが一人増えるだけで達成が容易になります。一度、目を通してみてください。

ヴィーガンは一人じゃない

今回の内容は非常に簡単だったのではないでしょうか?

  • 肉食は昔からしているからいい
  • 全人類が肉食をやめたらどうなるのか
  • 酪農場で働く人、家畜たちはどうなるのか
  • 全人類がヴィーガンになるとどうなるのか

以上の4つのトピックについてお伝えしました。

「昔から」と言うことを理由に行動していては、進歩することができません。今日の常識は明日の非常識であり、時代とルールは変化し続けています。この変化に対応できない人類は決して生き抜くことができません。

しかし僕のブログを読んでくださっている方は、時代の変化とルールの変化に対応できる方だと断言できます。それは、ここまでブログを読んでくれているからです。

変化を恐れて何も行動できない人は、自分の心配をするより、起こる可能性が低いことに目を向けます。単純に現実に目を向けることが怖いからです。

だからAIに仕事を取られることを心配するより、人類が肉食をやめた時のことを心配するのです。

そこで働くに人はどうなるのか?家畜たちはどうなるのか?

これらに対する回答は以上で述べましたので、詳しくは言いませんが・・・

仕事というのは、無くなって新しく生まれてくるものです。

そして人類は利益を追求した結果、地球上には存在しなかった新しい家畜動物を作ったのです。

ヴィーガンである僕は、全人類がヴィーガンになることを願っていますが、これが実現する可能性は極めて低いです。

だからといって自分の願望を叶えるために、他の人にヴィーガンになることを押し付けはしません。

しかしヴィーガンが一人でも増えることで、今地球上で起きている問題

  • 地球温暖化
  • 飢餓
  • 戦争
  • 差別

などを解決することができます。

今回は深く触れることができなかったSDGsについては後日にブログを投稿しようと考えています。

また次回の投稿をお楽しみにお待ちください。

SNSでの拡散やDMでも質問を受け付けておりますので、気軽に連絡していただけたらと思います。

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