ミニマリストの洗濯機がない暮らし

ミニマリズム

僕は今Airbnb(お部屋のシャリングサービス)を利用して、大阪内を転々としています。つまりホームレスなミニマリストです。

そして今回お借りしているお部屋には、洗濯機がありません。なのでオーナーからは、近くにコインランドリーがありますので、そちらを利用してくださいとのことでした。

しかし毎回コインランドリーに行くのは面倒だし、ミニマリストで洗濯物が少ないため、コインランドリーを利用することはかなり割高です。

だから洗面台で手洗いすることにしました。

そうすると「意外とイケる!」っとなった訳です。

今回読者の皆さんにシェアすることは

  • 洗濯機がなくても問題ない
  • 洋服は少ない方がいい
  • 節水・節電に繋がる
  • 明確な洗濯機を持たない理由を持つ

この記事をご覧になられていると言うことは、洗濯機が本当に必要かどうか悩んでいたり、洗濯機がない暮らしに興味を持たれている方々だと思います。

ですので、僕の実体験を元に「洗濯機なしの生活」についてご説明していきます。

なぜ、洗濯機がないのか?

white round table near white wall
Photo by Andrew Neel on Pexels.com

冒頭でもお伝えした通り、僕が今お借りているAirbnbには洗濯機が備わっていません。

だから洗濯物をしたければ、

  1. コインランドリーに行く
  2. 手洗いする
  3. 実家に持ち帰る

3つのうちどれかです。

洗濯物をするために、一回300円のコインランドリーを利用すること決して安いとは言えません。またコインランドリーに行くこと自体も正直めんどくさいです。

コインランドリーを利用する場合、最低でも数十分そこで待つか、どこかで時間を潰さなければなりません。

だったら一度、手洗いに挑戦しようと言うことになり、試すことにしました。それが今でも続いており、現在も洗濯機を持っていませんし、コインランドリーも使用しておりません。

実は洗濯機を持たない理由は、他にもあります。しかしまずは、洗濯機がない生活についてお話していきます。

洗濯機がなくても1人なら問題ない

pair of blue socks hanging
Photo by Susanne Jutzeler on Pexels.com

洗濯機なしの暮らしは、共働きの家庭や大家族では難しいかもしれません。ですが僕みたいに

  • 1人暮らし
  • 洋服が少ない
  • ミニマリスト

であれば、何の問題もなく生活できます。もっと言えば2人暮らしでも実現できると思います。

最初、手洗いを始めた頃は洗濯物を擦り合わせて洗っていました。しかしそれでは時間が掛かる他、汚れを落とす事がかなり難しかったです。

そこで色々調べてみると、洗濯板を使えばかなり簡単に汚れを落とせると知り購入することにしました。

洗濯板の使い方に関してはYTを載せておきます。

この動画から今と昔では、生活様式がかなり変わった事が伝わってきます。昔の家庭は大家族であり、女性の方が朝から家事に追われて、男性陣は仕事に行くと言う感じでしょう。

農村部であれば、家事を終えた女性陣も農作業に加わり、現代で言う共働きに近い状況だったと思います。だから現代でも手洗いは大家族であっても可能だと言う事です。

洗濯板がある生活

洗濯板を使うメリットは以下の通りです。

  1. 汚れが落ちやすい
  2. 力がそんなに必要ない
  3. 脱水ができる

洗濯板を購入する前は、手だけで洗っていたのですが、それでは細かい部分の汚れを取る事が困難でした。

ですが洗濯板の上ですると、溝に洗濯物が引っ付き滑らなくなりました。そしてその溝に洗剤が溜まり、汚れを簡単に落とせるようになりました。

実は、力もそれほど必要ではありません。力の入れすぎは生地を痛めるだけですので、程よくしましょう。

洗濯板に直接、洋服を擦りつけることはNG

僕のミニ洗濯板(全長26cm、横12cm)

シンプルクラスEight のストーリーズから

節水・節電

cubes with letters and plastic bottle with spilled water
Photo by Dominika Roseclay on Pexels.com

手洗いすると水の使用量をグッと減らす事ができます。

ですが洗濯機を使うと一回で100リットル近く使いますよね。もちろん洗濯機の種類や洗濯物の量によっても変わりますが、手洗いより多いことは間違いありません。

洗濯機は水の力を利用し、洗濯物が互いに擦れる事で汚れが落ちていきます。ですから水流を起こすために多くの水が必要なのです。

そしてその水流を右回転、左回転と何回も起こす時に電気が必要になるわけです。

手洗いであれば、水流を必要とせず、電気も必要としません。自分が全てを動かし汚れをピンポイントで落とすため、節水と節電に繋がります。

詳しい節約金額は以下を参照ください。

1回あたりの洗濯にかかる電気代や水道代ってどれくらい?計算例も含めて解説!

僕の場合であればおそらく4〜6リットルあれば十分です。

一回あたりの洗濯物の量

  • 下着3〜4枚
  • 靴下3セット
  • 洋服3〜4枚
  • タオル1枚

脱水の方法

洗濯物を手洗いすると、脱水が完全にできません。そのため水を出すには、衣類を絞るしかありません。しかし絞りすぎるとかなりシワが付いてしまいます。

そこで色々調べると、洗濯物を洗濯板の上で押し絞るとかなり脱水できることがわかりました。しかしこれはかなりの力仕事で、僕としては「筋トレ代わりになる」と言い聞かせて行っています。

しかし多くの人が「脱水」に関しては、機械を使用しているそうでです。

脱水機があれば無理に絞ることもなく、短時間で洗濯物を乾かすことができます。

気温が高い間は脱水ができていなくても問題ありませんが、冬や梅雨時期には少し心配ですね。だからその時に脱水機があれば安心です。

少しでも環境負荷を減らしたい

person holding green leaf plant
Photo by MIXU on Pexels.com

僕が洗濯機を持たない理由は、プラスチック使用をなるべく減らしたいからです。

僕がヴィーガンになったきっかけは、畜産が地球温暖化の一番の原因であり、自然破壊の主要な原因でもあると知ったからです。

また「A PLASTIC OCEAN」と言う映画を見て、プラスチックが環境や生態系に与える影響を知り、恐怖を感じました。だから「選ぶ自由」がある人間が、プラスチックの使用を減らさなければならないと思いました。

生態系、環境を破壊している問題はプラスチックだけでなく「水」も関係しています。

私たちが普段から使用している綺麗な水は、地球上にある水の1%しかないのです。地球にある水のほとんどが海水で、その残りを植物、動物、人間が分け合って生活しています。

ですがそのほとんどを人間が支配しています。また水を巡っての争いは人類の歴史と深く関係しており、それは今も続いています。

私たち日本人も今は自由に水を使えていますが、世界人口が増加し、家畜が増えると水の価格は間違いなく高騰します。そこに目をつけた世界トップの企業が権利を購入したりしています。

水は一体、誰のモノなのでしょうか?

プラスチックが環境、生態系に与える影響が分かるドキュメンタリー

そもそも洗濯機を信用していない

white washing machine on laundry mat
Photo by Ekaterina Belinskaya on Pexels.com

基本的に洗濯機で落ちる汚れは、手洗いで落とせます。逆に手洗いで落ちない汚れは洗濯機で落とせません。

だから白い靴下や洋服の襟などを手洗いで、汚れを落とした経験がある方がほとんどだと思います。

また洋服を洗うにしても、服全体を細かく洗う必要なないと考えています。

重点的に洗う箇所は、「襟と脇の部分」だけでいいと思います。その部分が一番汗を吸ったり、汚れる箇所だったりするため、そのように考えると手洗いが如何に効率的であるか分かります。

洗濯機は全てを自動で行なってくれますが、それはメンテナンスがあっての話です。

例えば洗濯槽を洗ったり、カビを落としたりなど。

でも手洗いであれば、このようなメンテナンスは一切必要ありません。洗濯物が終われば、洗濯板を日陰で乾かして、洗面台を洗えば終わりです。

一般家庭でも洗面台をまめに洗っているところは少ないと思います。しかし手洗いをすると自然と洗面台を掃除する工程が生まれて、普段掃除しない所を綺麗に保つことが可能になります。

時間を大切にするなら洗濯機を使う方がいいのでは?

ミニマリズムはモノを少なくして、時間を大切にするライフスタイルだと度々説明してきました。

だとすると、僕が今行なっている生活は逆行しているのではないか?と思う人もいると思います。

時間を大切にするのであれば、自動化できるところは機械に任せて、好きな事をすればいいのにと思いますよね。

ですが、自然に気をかけたり、身軽さを重視した生活を実現するとなると時間をかけて洗濯物をする事に不満はありません。

時間を手に入れる方法は自動化することも一つですが、SNSやYouTubeの時間を減らす方が多くの時間が手に入ると思います。

携帯の1日の使用時間を見て、その数字を半分にするだけで数時間手に入に入ります。それに比べて洗濯の時間は大体15分くらいです。

これは比べるまでもないですが、意味もなくダラダラ画面を見ている時間と意味があって手洗いで洗濯をしている時間の価値は全く違います。

もちろん全ての時間に「意味」と「価値」を生み出すことは、難しいですが可能です。まず私たちが気をつける事は「無意識に行動する」ことです。これができれば、先ほど申し上げたことは難なくできます。

だから手洗いだって簡単にできるわけです。

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