アボカドを3つ買うことが僕の幸せ ミニマリストの小さな最高の幸福

person holding sliced avocado ミニマリズム
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今回は『ミニマリストの小さな最高の幸福』について解説します。

ミニマリストと聞くと、とてもシンプルな暮らしで

  • 「つまらなさそう」
  • 「感情がない人」
  • 「物欲がない人」
  • 「なんか怖い、不気味」
  • 「極端すぎて、ただただ引いてしまう」
  • 「貧乏くさい」

などあまりいいイメージを持たない人もいると思います。それはあなたの実生活とミニマリストの生活が極端に違いすぎるからです。物欲がなくて、服もブランド品も買わないってなれば一体どこにお金使っているのか不思議になると思います。他にも、何もない部屋でどう過ごしているのか?とか。

確かにこのような極端なイメージから少し不気味な雰囲気を感じる理由は十分理解できます。例えば、日本人が当たり前のように、馬刺し、鶏刺し、お造りのような生物を食べる光景を見て「野蛮」「こいつら大丈夫か』「食中毒にならないか」など不安そうな顔をして、僕らを見つめる外国人と同じです。

要は、そこにある常識とされる行為から外れると不気味がられるのです。

*ここで言うあなた(you)はミニマリストでない人を指す。

僕の小さな幸せ

の小さな幸せはアボカドを3つ買うこと。これは1,2個ではダメです。逆に4,5個もダメです。この3つというのが最高の幸せなのです。アボカドは僕にとっては真ん中にでっかいタネが入った1個130円もする高級食材です。ですが「食べたいな」と思った時は、1,2個買うことはありますが3つ買うことはありません。理由は、ただ単に予算オーバーなだけです。もちろん4,5個以上は予算オーバだし、流石に何日も食べ続けると飽きます。だから3つが最高なのです。

朝から大好きなワカモレアボカドトーストそしてコーヒーを作り、朝5時の少し冷んやりした澄んだ空気の中で食べることが最高に幸せなのです。

NZ留学中によく食べていたアボカドトースト、トロピカルジュース

ミニマリストに対するイメージを一部否定

こで「物欲がない」「感情がない人」「つまらなさそう」ということに関しては全力で否定するが「貧乏くさい」は認めよう。なんとでも言え、390円を贅沢と思うミニマリストだ。

しかし本当に物欲、感情が失く、つまらない生活を過ごすミニマリストが、早朝からワカモレを作り、アボカドトーストを作るか?物欲がないミニマリストが、前日からアボカドをわざわざ買いに行くか?もちろんアボカドだけでない。本気で作るときはライム、レモン、紫玉ねぎも買う。

最高の幸せを得るためには、予算オーバーも多少必要なのさ。

あなたと僕の贅沢の違い

にとって、アボカドを3つ買うことはとても意味のある贅沢です。毎週、毎月できることではありません。しかしごくたまに3つ買うことが『物欲』を満たし、生理的, 精神的に『快楽』を与え、『ストレス発散』になり、ちょっとした『興奮状態』になります。なぜなら意味のある贅沢を経験したから。

なたにとってはブランド品を買う、衝動買いをすることが贅沢と思うかもしれない。しかしそれは本当に意味のある贅沢だろうか?買い物が『物欲』を満たしてくれて『ストレス発散』と言う人の理由は、目先の買い物が如何にスピーディーで、一瞬にして『興奮状態』にさせてくれて、生理的、精神的にも『快楽』を与えてくれることを知っているからです。しかし実際は、このように自分に言い聞かせているのかもしれません。数日後には必要なかったことに気づき、不要な買い物だったと認識し、後悔からストレスが生まれます。さらにこれが初めての経験では、ないことをすでに知っていたのに。

とあなたの決定的な違いは、意味のある贅沢を正しく理解していること。僕は贅沢だなと感じる『量』『価格』『時』『モノ』を知っています。これらを知るためには、物を減らす以外方法はない。だからアボカドを3つ買うことは適量、適当な価格であり、前日、何週間、何ヶ月も前から考えているから決して衝動買いではありません。

モノを減らす方法についてはこれまでにたくさん記事を書いているのでそちらを参考に

他の小さな最高の幸せ

  • スケボーで近所を走る
  • 毎週火曜日に田舎のとても小さな図書館に行く
  • 道の駅で旬の野菜を買う
  • サーフィンに行くなど

所をスケボーで走り、毎週火曜日には小さな図書館に行く(小学校の教室3個分ぐらい)。そして、道の駅で旬の野菜を買う。1週間ごとに野菜の種類が変わるのを見て、季節の変化も同時に感じる。大阪にいる時は夜中に家を出て、一日中サーフィンすることが当たり前だったが、今は夕方に2時間ぐらいして、夕日で真っ赤に染まる海を見て癒される。こんな小さなことが僕の幸せたちです。

何があなたを幸せにしてくれるのか?

量の「モノ」と「情報」が溢れる現代社会では、このような「小さな最高の幸せ」に目を向けることを忘れてしまいます。モノが溢れていれば、一つ1つに対する思いも薄れ、自分の価値観も見失うこともあります。

何があなたを幸せにしてくれるのか?

れを見つけることは非常に簡単です。不要なモノを減らせば、大切な「モノ」あなたの人生に付加価値を与えてくれる「モノ」だけが残ります。そうすれば、それらを大切に扱うことも幸せと感じれるはず。洗車する、靴を磨く、ベットメイキングするなど、なんでもいい。小さなことで最高の幸せを得られるのであれば。

上を踏まえれば、自分を幸せにさせてくれる『量』『価格』『時』『モノ』をしっかりと理解できるようになります。もちろん僕もミニマリストになってすぐに見つけれたわけではありません。アボカドを3つ買う幸せに気づいたのは、ほんの数週間前のことです。

最後に言わせて

高額商品と幸せは直結しない。

数百円でも幸せは手に入れられる。

不要なモノで幸せが隠れている。

幸せはすぐに見つけられないが、必ず感じる日が来る。

ミニマリストを名乗る必要はない

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