今月だけで、既に2回の地震を経験したヴィーガンミニマリストEitoです。
最近経験した地震は揺れが小さく

今のは地震!?
と思い、検索するとやはり地震でした。
「地震」と検索したことによって、Youtubeの最初の画面に東日本大震災の映像がいくつも表示されるようになりました。
そこで一つの言葉が過ぎりました。
【南海トラフ巨大地震】です。
今後30年以内に70〜80%の確率で発生すると予測されている南海トラフ巨大地震。
このような「いつ起こるか分からない自然災害」に、モノが少ないミニマリストはどう備えるのか?
または、モノが少ない生活というのは地震・洪水・大雨・台風・火災などの自然災害に適した暮らしなのか?
今日はミニマリズムと自然災害について、まとめていきます。
南海トラフ巨大地震とミニマリズム
自然災害が発生した際に、生き延びる確率が高いのは
ミニマリストか、それ以外か。
災害時:モノが多い暮らし

災害時の「モノが多い暮らし」というのは、何かしら役に立つ気もします。
しかし実際は、マイナス面の方が大きいでしょう。
- 逃げ道を塞ぐ
- 割れ物が多くなる
- 燃え広がる
- モノが浮く
- 防災グッズの管理ができない
例えば、南海トラフ巨大地震や首都直下型地震が発生すると震度7〜8、マグニチュード9.1を観測すると言われています。
そうなると家の中のあらゆるモノが倒れて、逃げ道を塞ぐ可能性があります。
もし、タンスなどの重いモノがドアの目の前に倒れてしまうと、さらに避難が遅れてしまいます。
また、大量の食器や窓ガラスが割れることによって、裸足での避難も難しくなるはずです。
地震が発生すると、火災や津波の心配もあります。
もし大量の洋服、漫画や雑誌など燃えやすいモノが多ければ多いほど、火は勢いを増し、強くなります。
家が津波や洪水などで浸水すると、最悪の場合泳いで脱出しなければなりません。
そうなった時大量の衣類が浮いていると、泳ぎや息継ぎの邪魔になる事があります。
さらに水の力は凄まじく、あらゆるモノも押し流します。
これまでに僕が説明したことは、実際に東日本大震災の時に発生しています。
※旅行で東北を訪れていたドイツ人家族が、津波に飲まれた体験を語ったドキュメンタリーの動画がYouTubeで見る事ができます。
防災グッズの収納場所
モノが多い生活では「使用頻度の低いモノ」は奥へ奥へと隠れていきます。
ですから逃げ出す時に防災グッズを探したり、ひっぱり出したりしていると逃げくれます。
備えてたモノを取り出すために時間を取られ、命を落としては元も子もありません。
仮に持ち出すことに成功したとしても、ずっと隠れていたモノですから久しぶりに開けると、賞味期限が切れていたり、ラジオや懐中電灯が動かないなんて事がありえます。
モノが多ければ管理が行き届かない。
これは当然のことです。
こういった状況を回避するためには、ローリングストック大切です。
※ローリングストックというのは、備蓄していたモノを定期的に消費・使うことです。
そうすることによってストックが常に、最新の状態になります。
災害時:モノが少ない暮らし

- 逃げ道を塞ぐ
- 割れ物が多くなる
- 燃え広がる
- 泳ぎの邪魔になる
モノが多い暮らしで紹介した災害時の悪い点は、ミニマリストになるとほとんど回避できます。
必ずしもミニマリストになる必要はありませんが、必要最低限のモノで暮らす生活の方が、生き延びる確率は上がると思います。
モノが少なければ大きな収納は必要ありません。
ですから逃げ道が確保しやすくなります。
そして食器は人数分あれば十分です。
食器が大量に割れるということもなくなり、裸足の場合でも逃げやすくなります。
火災の場合でも、必要最低限の衣類であれば、散らばる範囲も狭く火の広がりを最小にできるかもしれません。
津波や洪水で家が浸水した場合でも、モノが浮かなければ簡単に泳いで脱出できます。
防災グッズの保管場所

防災グッズを設置すべき場所は「玄関」です。
ほとんどの場合が玄関から脱出することになります。
ですから下駄箱や玄関の収納を整理することは、ミニマリストでない人でも是非していただきたいと思います。
必要最低限の暮らし
シンプルな暮らし
ミニマリスト
であっても必要最低限の防災グッズは持っておくべきです。
モノが少なければ、防災グッズの置き場所に困ることはありません。
手に届き易い場所に設置しているということは、ローリングストックも簡単に行えます。
必要最低限のストックは人それぞれですが、スペースがあれば3〜7日分は難なく揃えることができます。
プレッパーVSミニマリスト
ストックを溜め込みすぎるとミニマリストではない!
っといった声が聞こえてきそうです。
いつ起こるか分からない自然災害に対して、過度に心配して備蓄を増やすミニマリストもいると思います。
また家族構成や地域によって、必要な防災グッズの量は変わります。
プレッパー(Prepper)

プレッパーとは、自然災害・世界不況などの最悪の事態に備えて非常食や日用品、時には武器などを備蓄する人たちのことをいいます。
新型コロナウイルスの影響でマスク・消毒液、トイレットペーパーなどを溜め込んだ人もプレッパーと呼べるでしょう。
プレッパーの中には
- 核シェルター
- 農場
- 家畜
- コンビニ並みの食品や日用品
などを拵える人もいます。
もしこのような人プレッパーが

僕はプレッパーでもあり、ミニマリストです!!!
というのであれば、プレッパーもミニマリストです。
しかしここで、勘違いして欲しくないことがあります。
それは何年も使っていないモノだったり、もう使用する事がないと分かりきって、モノを溜め込む人をミニマリストと呼ぶことです。
少ない暮らし→備える暮らし
ミニマリストは必要最低限のモノで暮らす人のことをいいます。
しかし例えミニマリストでも、必要低減は必要だと思います。
そこで、ミニマリスト向けの防災グッズをいくつか見つけましたのでご紹介します。
minim+aid
すぐに取り出して使えることを考えたMINIMAIDは、どこにでも置けるシンプルなデザインで、災害が起きてから避難所へ行くまでのあなたを守る、必要最低限のアイテムを収めた防災セットです。
地震対策30点避難セット
備え十分!被災者の声を元に、防災士が厳選した30種類の防災グッズをセット!
数々のテレビと雑誌に取り上げられた業界話題の商品!
- ソーラー多機能ラジオライト
- 賞味期限が5年あるパン
- 非常用簡易トイレ
- 水のいらないシャンプー
- 緊急ポーチ
- 食品加熱剤
などが入った防災リュック。
防災ラジオ
災害時は電波塔が故障したり、回線が混み合う事が予想されます。
そのために発電式のラジオは必要になります。
水
災害時は「飲料水」の確保が難しくなります。
そして人は1日に約2Lの水が必要と言われています。
備えあれば憂いなし

「備えあれば憂なし」と言う、ことわざがあるように
前もって準備を整えておけば、いざという時に何がおきても心配無用!
そのためにもまずは、逃げやすい環境を整える事が大切です。
モノが多い生活と自然災害の相性が、非常に悪いことをお分かりいただけたと思います。
- 逃げ道を塞ぐ
- 割れ物が多くなる
- 燃え広がる
- 泳ぎの邪魔になる
その一方で、防災グッズを含む必要最低限のモノで生活できれば、このような事態を最小にする事ができます。
今回の記事を読み、防災グッズを購入することは、大変素晴らしいことです。
ですが防災グッズを購入する前に、まずはいざと言う時にさっと取り出せる場所を作りましょう。
命をお金で買うことはできません。
そのためには、防災グッズが必要になります。
もちろん防災グッズを使う日が来ないことを祈っていますが、日本に住んでいる限り地震は、避ける事ができません。
次に起こる大きな自然災害は
- 南海トラフ巨大地震
- 首都直下型地震
- 富士山噴火
だと言われています。
南海トラフは2030年代に発生する確率が非常に高いと言われていますが、首都直下型地震はいつ起きてもおかしくない状況だと、多くの専門家が言います。
またこのような地震の後には、富士山が噴火する可能性が高いことが過去のデータから明らかになっています。
このようなことが起こる前に、できる限りの備えはとっておきましょう。
僕自身もこれまでに、防災グッズなどを揃えた経験はありませんでした。
しかし、これを機に必要最低限のモノを揃えたいと思います。
コメント