引っ越しとミニマリズムの相性が良すぎる 家具を所有する時代は終わり、これからはレンタルする時代。

man in blue crew neck t shirt holding silver round coin ミニマリズム
Photo by RODNAE Productions on Pexels.com

近々、友達が引っ越するらしい。そして僕も8月いっぱいで千葉を去ることを決意した。

だから引っ越しとミニマリズムの相性の良さ伝えたくて今回記事を書くことにした。

これは僕の友人だけに向けた記事ではなく

  • ミニマリズムに興味ある人
  • 引っ越しの荷造りが面倒な人
  • 荷物がまとめられない人
  • なにを持って行けばいいか分からない人
  • 引っ越すつもりで断捨離したい人

以上にあげた全ての人を対象としている。

荷造りができない原因

造りできない原因は何が必要で何が不必要か分かっていないことが一番の原因だと思う。だから次の居住地がどんな場所であるかを把握すれば、荷造りはそんなに難しいことではない。

  • 気候
  • 田舎、都会、地方都市
  • 何人暮らし
  • 生活スタイル
  • 家の周り

環境:気候、田舎、都会、家の周り

例えば、沖縄の人が北海道に引っ越しするとなれば、衣類はほとんど買い換えることになると思うが、本州に住んでいる人は特に変える必要はないと思う。また田舎に住むのか、都会に住むのかによっても必要なモノは変わってくる。公共交通機関があまり整っていない田舎であれば車は必要だと思うが、都会では必要ない。駐車場はバカ高いし、一方通行、歩行者、信号が多すぎて公共交通機関より時間がかかることが多々ある。

家の周りを知ることで荷造りを減らすことだってできる。最近、筋トレやダイエットグッズを購入している人を多く見かける。それに加えてジムに通っている人もかなり増えてきた。筋トレやダイエットのためにジムに通って、ジムに行けない時ように自宅で使える器具を購入する人もいるが、これはどっちかにすればいいと思う。自宅でトレーニングするよりジムでやる方がやる気は上がるし、競争相手がいる。だから自宅近くにジムがあればそこを利用して、今所有している器具は手放す。会費をもったいないと思うならば自宅でやればいいと思う。

何人暮らし

何人で暮らすか?これもまた荷造りを悩ます原因だろう。「共有して使うモノ」が分かればあっさり解決できる。家電のほとんどは一台であれば十分で、家具のほとんどもそうなるだろう。「共有して使わないモノ」は自分が必要だと感じればパッキングすれば良い。

生活スタイル:自炊?外食?

ご飯はどうするのか。自炊する人であればもちろん調理器具、調味料、食器などが必要になるが、外食やお弁当などで食事を済ませる人にとっては、調理器具などは全く必要ないから持っていく必要はないだろう。

ちなみに僕の調理器具は全てキャンプ用品。家用とキャンプ用を分ける理由がそもそも見つからない。どちらも用途は同じ。

家具は捨てろ

brown cardboard box beside green leafed plant
Photo by Sam Jean on Pexels.com

持っている家具は全て捨ててもいいと僕は思う。今持っている家具が、次の家で必ず必要かどうかは、しばらく住んでみないと分からない。なにより家具のサイズ、部屋の雰囲気に合うかどうかも分からない。そんな家具を運ぶために引っ越し業者を呼ぶくらいなら、その費用で新しい家具は全然買える。

さらに、家具レンタルサービスを利用すれば引っ越し業者が必要なくなる。レンタルは返せばそれでおしまい。もし新しく家具の購入を考えている人がいるならばレンタルも選択肢に入れて欲しい。

もちろん捨てるのはタダではないし、自治体によって処分の方法も変わってくる。このような手間や無駄を考えると、最終的にはレンタルの方がお得な気がする。

実家は倉庫

家は無料の倉庫だと僕は思っている。実家にある僕の部屋には卒業アルバム、僕が使っていた家具、服、サーフボード、単車、本、勉強教材などが今でも置いている(と思う)。もしこれら全てを引っ越しの度に運んでいてはトラック一台では足りない。しかしいつまでも使わないモノをそのままにする気はないので、次帰った時には全て処分しようと考えている。もちろん卒業アルバムなども。

読者の中には実家がない人もいるかもしれない。だから自宅とは別にガレージや倉庫を借りている場合もあるだろう。しかし、その中にあるのは、本当に倉庫の中で管理しないといけないほど、大切で必要なモノなのだろうか?

本当に必要で大切なモノは携帯や普段着ている服のように身近にあるモノだと思う。

空っぽの部屋の魅力を忘れるな

屋を完全に出るときにみんなが言うセリフ「この部屋こんなに広かったんだ

気分は晴れて、音が響き渡り、なぜか空気が新鮮な気がする。これが本当の部屋の魅力だと思う。使用頻度の低い家具で生活スペースを埋めて狭く感じるのは当たり前で、モノが多ければ空気の流れも悪くなる。さらに音がさまざまなモノに遮られ小さく聞こえる。だからテレビの音量が大きくなるのは当たり前だ。

もし本当に必要なものだけが部屋にあれば、このセリフは出ないとぼくは思う。なぜなら空間自体の広さは来た時も出る時も変わっていないからだ。それより、「私/僕はこんなにモノを持っていたんだ」と言う方が正しいと思う。

モノで寂しさは埋められない

calm man wrapped in plastic tape near carton boxes
Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

屋に何もなければ「刑務所に住んでるんか」「何もないやん」「よく生活できるな」「なんか寂しそう」「貧乏くさい」など色々言われるが、全くどれも響かない。そもそも家具は寂しさを埋めてくれない。むしろ寂しさを増やす。L字のソファーに一人で座ればどこに座れば良いか分からず、寂しくなるのは当然だと思う。だったら一人用のくつろげるソファーがある方がいいだろう。寂しさを埋めれるのは、人の温かみだけだ。

もない=貧乏。これは絶対イコールではない。お金持ちのほとんどはミニマリズムを取り入れている。彼らはお金があるからと言って、無駄で必要のないモノは決して買わない。実際に、投資の神様ウォーレン・バフェット、Facebookのマークザッカーバーグ、テスラモーターのイーロンマスクなどの超お金持ちたちも何百万円台の小さな家に住んでいる。

仮に部屋いっぱいにモノがある=お金持ちだというのならば、「闇金ウシジマくん」に出てくる債務者たちは、ミニマリストより遥かに所有物が多いにもかかわらず、なぜお金がないのか?

「何もない=寂しい」「何もない=貧乏」というのは、ただのあなたの思い込みだったのかもしれない。あなたは気付いていないだけで、実はミニマリスト的な生活をしている。それはホテルに泊まる時だ。ビジネスホテルの普通の部屋であれば必要最低限の家具、家電しかない。あなたの思い出の品、趣味の道具、着こなせないほどの服などはない。でも快適。それはなぜ?

ミニマリストはスーツケースひとつで引っ越し可能

person in blue crew neck t shirt holding brown cardboard box
Photo by RODNAE Productions on Pexels.com

家をスーツケースひとつ、サーフボード一枚、ウェットスーツ4枚(水温に対応するため)を持って半年前に家を出た。家具は必要だったら買うつもりだったので、元から運ぶ予定もなかった。さらにテーブル、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機が備え付けだと知っていたから、わざわざ新しく買う必要もなかった。

みたいに備え付けの物件を探せば家具は必要ない。引っ越しのたびに家具を買い替えて、処分して、運ぶ、は面倒すぎる。これを一発で解決できるのがレンタル。借りた家具が部屋に合わなかったり、飽きれば、また違うものを借りればいい。わざわざ自治体ごとに異なる面倒なルールに従う必要もないし、費用もかからない。

やはりモノは所有するよりリースやレンタルがいいと改めて思った。そして実家、貸し倉庫、ガレージなどに放置しているモノたちも必要ないモノだと気付かされたのではないだろうか?別に手放すことを強要しているわけではないが、引っ越しの度にそれらを整理したり処分する時間は必ず確保して、モノたちと向き合って欲しい。

っ越しの荷造りは面倒なイメージだったが、次の生活環境、生活スタイルなどから逆算すればそれほど難しくないことにも気がついたと思う。もし本当に必要なものが出てきたときは、買えばいい。本当に「必要になって買ったモノ」「必要だと思って買ったモノ」は全くの別物だから。

後に、理由はすでにお伝えしたため改めて言わないが、「何もない=寂しい」「何もない=貧乏」と言うのはただの思い込みに過ぎない。引っ越し=引っ越し業者に委託するこれもまた思いこみだ。僕みたいにスーツケース一つで引っ越すこともできる!

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