もう11月も後半戦に入り、今年も残り42日ですか・・・
今年のエナジーは来年のために残す必要はないので、のこり42日も全力で駆け抜けたいと考えているヴィーガンミニマリストEitoです。
モノを捨てられない根本的な原因はどこにあるのか?と最近すごく疑問を感じて、いろいろ調べてみました。
やはり人それぞれ手放す基準というのは違っていて、僕なりに答えをだすと・・・
根性論に行きつきました!っというのは冗談で、
モノが捨てられない原因は「脳」「心」にあると気がつきました。
今日はその理由をお伝えしていきます。
今日の記事はこんな人にオススメ
- モノが捨てられない。
- モノの手放し方が分からない。
- 理想と現実にギャップを感じている。
- モノを捨てるタイミングがわからない
モノを捨てられない問題は「脳」と「心」にある
モノを捨てられないことは、至って普通のことです。
むしろ、モノを気安くバンバン捨てていくミニマリストの方が異常です。
そもそもなぜモノが捨てられないのか?
ここの部分を「脳」と「心」に分けて、原因を追求していきます。
脳(思考)

「モノが捨てられない人」は固定概念に囚われている。
- モノは富の象徴
- モノは幸せにしてくれる
- モノは精神安定剤だ
- 捨てれば損をする
- 「どこどこ」には「なになに」が必要
- 何もない部屋で生活できない
- 〇〇だから「なになに」を持っておかないと
モノが捨てられない人というのは、このような思考の持ち主です。
これまでに何度もお伝えしていますが、モノは富の象徴ではありません。
確かに「馬鹿でかい家」「高級スポーツカー」「高級ブランド品」などは富の象徴になり得るかもしれません。
しかしここで言いたいのは、あなたの押し入れや引き出しに何年もしまってあるモノは富の象徴にはなりません。
このようなモノたちを見て
「私は幸せ者だな」「これを見ていると落ち着く」なんて思えるはずがありません。
あなたを幸せにしてくれるモノというのは、あなたの周りにすでにあるモノです。
つまり普段から使用頻度が高くて、使い勝手いのいいモノです。
ですから1年以上使っていないモノは、あなたを幸せにすることはできません。
またあなたの心の支えになることもできません。
社会の固定概念
私たちは「社会の固定概念」を基準に買い物をしています。
そのようなモノは、あなたにとって必ずしも必要なモノではないかもしれません。
社会の固定概念とは次の通りです。
- 「どこどこ」には「なになに」が必要
- 〇〇だから「なになに」を持っておかないと
- 趣味の道具は必ず自分のモノ
具体例を挙げると以下のようなことです。
リビングルームにはテレビ・ソファー・カーペットが必要。
学生だから、社会人だから、大人だから。
新しく趣味を始めるならまずは、道具を揃えないといけない。
このような考え方を一度捨ててみると、もっとモノが捨てやすくなります。
実は「モノを捨てると言う行為」それ自体は難しいことではありません。
不必要なモノをゴミ袋に入れると言う単純な動作です。
冒頭でもお伝えしましたが、モノを捨てることができない理由は脳にあります。
だから最初にあなた自身の固定概念を捨てましょう。
モノを捨てるためにはこれが絶対に必要になります。
心(感情)



モノを手放すとなんだか寂しい気分になることは、ごく自然のことです。
例え押し入れの中に数年あったモノでもかつては、あなたと時間を共にした仲間たちです。
だから寂しくて悲しくなることは当然です。
モノが捨てられない人の特徴としてモノに対してさまざまな感情を抱いています。
- 記憶と思い出
- 損得
- 心配・不安
記憶と思い出



モノが捨てられない原因の1つ目は「記憶と思い出」です。
記憶や思い出というのは私たちの中にあり、モノにはありません。
しかしモノを見ると記憶や思い出が蘇るため、モノには記憶があると錯覚することがあります。
記憶や思い出に浸るために、モノは必要ではありません。
モノを撮影してデータ化すればいつでも、忘れていた記憶は呼び戻せます。
またモノは何かを証明する材料にもなります。
例えば、海外旅行で買ったモノを持っていればそこに行ったという証明になります。
そして、証明する材料というのは物的証拠です。
表彰状・トロフィーなど、何か成し遂げたことを目に見えて、手で触れられるモノです。
このようなモノにしがみつく人生を長く過ごしていると成長できません。
モノを手放した時にある解放感というのは、新しい自分になったと感じるためでしょう。
損得



モノが捨てられない原因の2つは「損得」です。
モノを手放すと「損した気分」になることは当然です。
あなたが汗水流して一生懸命働いたお金で買ったモノですから、捨てることには抵抗があります。
またそれ以外でも”タダ”で頂いたモノも同じです。
紙袋・割り箸・空箱などでも捨てると損した気分になります。
“タダ”でもらったモノを捨てたとしても、マイナスになることはありません。
仕入れにが0であれば0に戻るだけです。
そもそもモノというのは使われて初めて「価値」を与えてくれます。
溜め込んで使わなければ価値は0のままです。
数年間に買ったブランド品であっても、体型の変化や劣化しているにもかかわらず持ち続ける理由はありません。
捨てることが苦手ならば、フリマサイトで売ることができます。
そうすれば、少しは得した気分で手放すことができます。
心配・不安



モノが捨てられない原因の2つは「不安・心配」です。
モノは不安を減らし、安心材料になる。
こう考えているとモノは捨てられません。
確かに、モノがたくさんあれば、何かしらの対応はできそうです。
しかしそれが「いつ」「どのくらいの頻度」で起こるは分かりません。
もしそれが既に起き、頻繁であれば、そのモノたちは手の届きやすい場所にあるはずです。
つまり、「いつか」はほとんどの確率で起こりません。
起こる可能性が低いことを心配しているから、モノを持ち続けてしまうのです。
そしてそのようなモノを持ち続けることが「不安」を掻き立てます。
- 絶対に返品しないのに持ち続けているレシート
- 壊れたらまた新しいモノを買うくせに保証書を保管する
- 個人情報流出を心配して捨てられない書類
このようなモノは手放しても大丈夫です。
個人情報が記載されているモノに関しては、適切な処理を施せば気軽に捨てられます。
僕はそのまま捨てますが、これまでにトラブルに巻き込まれたことは一切ありません。
本当の意味で不安・心配に備えて持つべきモノは、防災グッズ。
これだけあれば十分です。
震災時に本当に必要なモノがあれば、生きていけます。
モノを捨てる方法を3つ紹介
ここでは、ミニマリストが実践している「モノの捨て方」について3つ紹介します。
ミニマリストは極端にモノが少ないから、片っ端からなんでも捨てていると誤解されることがあります。
しかしそんなことは決してありません。
もちろん抵抗がありながら捨てたモノだっていくつもあります。
それでも、なぜ捨てられるのかというと、モノが少ない暮らしのメリットを知っているからです。
一度全てのモノを出す



まずは、引き出しや収納ボックスの中身を全て出します。
そこで自分がどれだけのモノを持っているかを改めて認識する必要があります。
次に、
- 「いるモノ」
- 「いらないモノ」
- 「決められないモノ」
この3つに分類します。
仕分けしていく過程で、必ず「決められないモノ」が出てきます。
この対処法が一番重要なポイントです。
「いるモノ」「いらないモノ」に仕分けして、最後に「決められないモノ」に取り掛かります。
その理由は、いる/いらないの選択を何度もおこなった後では、モノに対して向き合う姿勢ができているからです。
ですから、最初は分からないと思っていたモノでも簡単に仕分けできるようになります。
もし、本当に仕分けができないモノが出てきた時は、捨てる必要はありません。
また見直す時が必ず来ます。
それまで大切に使いましょう。
頻度は3ヶ月ごと



全てのモノを一度出し、自分の持ち物と向きあう。
これは本当に大切なことです。
自分がどれだけ、時間とお金の無駄遣いをしていたか、反省する時間でもあります。
そもそもなぜ、3ヶ月かと言うと、四季に合わせているからです。
詳しい詳細はこちらの記事(90日ルール)をチェック!
憧れの人、理想の人を想像する



モノを減らそうとしている人は、何かしら行動を起こし実現する力を持っています。
その源にあるのはきっと理想とする「生活」だったり「自分像」また「憧れの人」がいると思います。
またその現実と理想のギャップを知ることで行動に移りやすくなります。
まずは、その理想や憧れを実現している人の生活を覗いてにしてみましょう。
YouTubeやSNSで探せば、すぐに彼/彼女らの私生活にアクセスできます。
そこに見えるのは、あなたが成し遂げたいと思っている理想を成し遂げた人たちです。
だからモノを減らしたいのであれば、ミニマリストを真似することが手っ取り早い!
ミニマリストに接触する
モノで溢れかえっている生活にうんざりしているが、行動できない。
であれば、ミニマリストに連絡することを強くお勧めします。
ミニマリストはモノを手放す達人です。
そしてなにより
「モノが少ないと何がいいのか?」
を知っていています。
だから迷っている人がいれば、彼らは助けてくれるはずです。
ミニマリストはある程度モノが減ると、捨てるモノがなくなります。
だからバンバン捨てていた時代が恋しく感じます。
ある意味、ミニマリストもあなたからのお声がけを待っています!!
Instagram:@simpleclass_eito
Twitter:@Simpleclasseito
身近なところに注目する
いきなり屋根裏、クローゼットの中、引き出しの中を片付けてはなりません。
まずは、目に見えているところ、使用頻度が高いところから減らしていきましょう。
具体的には、
- 財布の中身
- カバンの中身
- キッチンまわり
- デスクまわり
- お風呂・洗面台まわり
- 車の中
などの毎日使う場所のモノを減らすだけで、ミニマリズムのメリットを十分に感じることができます。
きっと「モノが少ないってなんだか快適」と思うはずです。
これが次の場所を片付ける原動力になります。
だから難しいところは、あと回しで大丈夫です。
まずは簡単なところから!!
原因が分かれば、捨てられる!
今回の記事をよんで、モノが捨てられない原因は「脳」と「心」にあることを分かっていただけたと思います。
「モノを捨てる」この動作自体は何も難しくありません。
ただ単に不要なモノをゴミ袋に入れる。
これだけです。
動作は簡単ですが、その動作を止めようとするのが脳と心です。
だからモノをすてる準備段階として、これまでの固定概念を捨てる必要があります。
これさえできれば、かなりのモノが捨てやすくなります。
しかしまだ、捨てる動作を止めようとする輩がいます。
それが心です。
モノを捨てるとなるとどうしても、思い出と記憶、損得、不安と心配といった感情が出てきます。
でもこのような感情が発生する原因が分かれば対処できます。
今日ご説明したことを踏まえるだけで、ほとんどのモノが簡単に捨てられるようになります。
またモノを捨てる3つの方法をご紹介しました。
年末の大掃除や断捨離する時にぜひ活用してみてください。
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