金持ちミニマリストと 貧乏ミニマリストの特徴を4つ解説

ミニマリズム
E
E

大学生の時は完全に貧乏ミニマリストだった僕だから話せる貧乏ミニマリストストーリー。当時の月収は2~3万円だったが、日々満足して生活できていた。現在はお金こそが自由の基盤であることを理解したため「プアマインド」を捨てて、「リッチマインド」を取り入れ金持ちミニマリストを目指して奮闘中。

ニマリズムを取り入れて貧乏になる人とお金持ちになる人がいる。しかし両者に共通していることは、何か成し遂げたい事 / 最優先するべき事の妨げとなるモノは排除することである。だから貧しいミニマリストをここでは貧乏ミニマリスト呼んでいるが、本人にとっては貧乏どころかゆとりある生活を難なく送れているから、貧乏ミニマリストと呼ぶのは失礼に当たるかもしれない。

ノの多さが富の象徴であるとされる大量生産・大量消費社会においてモノの少なさ=貧乏とされるがそれは違う。だから「ミニマリスト=貧乏」これだけは完全に否定させてもらう。この社会では貧乏人ほどモノが多いのは事実。何故なら、モノが富の象徴であるため、タダで貰えるモノや安く手に入るモノにはすぐに手が出る。タダで頂けるからと言って使い道の無いモノを貰えば、それを管理するお金、時間、エネルギーなど全てを無駄にすることになる。

このような社会で自分が最優先すべきことを見つけるには、モノを減らしてお金、時間、エネルギーを有効活用しなければ絶対に見つからない。

金持ちミニマリストも貧乏ミニマリストも自分が最優先すべきことを分かった上で、モノが少ない生活を送っている。貧乏ミニマリストとは言え一般人に比べれば、心と金銭的な豊かさははるかに上だろう。

ではミニマリスト達の間でなぜ、経済的格差が極端に開くのか?それは以下に示した4つが「最小化」の対象になるかどうかだった。さらにミニマリズムの捉え方にも明らかな違いがあった。

  • お金
  • 労働
  • 人脈
  • エネルギー
  • ミニマリズムの捉え方

金持ちミニマリスト

person counting money with smartphones in front on desk
Photo by Kuncheek on Pexels.com

金持ちミニマリストの特徴5つ

  1. お金は「最小化」の対象外
  2. 労働は「最小化」の対象外
  3. 人脈は「最小化」の対象外
  4. エネルギーは「最小化」の対象外
  5. モノを手放すことが生活基盤

持ちミニマリストはお金、労働、人脈、エネルギーは「最小化」の対象ではなく、これらに関しては少ないことがより豊かとは思っていない。人間にとって一番の資産は約2.5億円の人的資本。これ以上の資産を作れるのが金持ちミニマリスト。労働を放棄しないということはお金は「最小化」の対象ではないことは説明するまでもない。そして人脈も「最小化」の対象ではない。お金を増やすには、人との関わりは切り離せない。人脈を「最小化」にしてしまえば、儲け話やお金を増やすチャンスを放棄することになる。労働のためにはエネルギーが必要。そうなればこれも「最小化」の対象にはならない。

モノを手放すことが生活基盤

持ちミニマリストで有名なスティーブ・ジョブズ、ウォーレンバフェット、マークザッカーバーグ、ケンブリッジ公爵夫人キャサリンクリスティンベルなどはミニマリストになろうと意識してなったのではなく、成し遂げたい事だけに集中するために無駄なモノを排除した結果、ミニマリストになったのだ。つまりミニマリズムは生活の基盤であり目的ではない。そしてお金をたくさん持っているからと言って無駄遣いはしない。毎日同じ服を着たり、中古の小さな家に住んだり、レッドカーペットの上をTargetで買った$50のドレスで歩いたり、タクシーではなく自転車で移動したり。お金持ちの生活は一般人の生活とかけ離れていると想像するが大きな差がないこともある。それは無駄遣いをせずシンプルに暮らす金持ちミニマリストがいるからだ。

貧乏ミニマリスト

person holding coins
Photo by Riya Kumari on Pexels.com

貧乏ミニマリストの特徴5つ

  1. お金は「最小化」の対象
  2. 労働は「最小化」の対象
  3. 人脈は「最小化」の対象
  4. エネルギーは「最小化」の対象
  5. モノを手放すことがゴール

乏ミニマリストはお金、労働、人脈、エネルギーこれら全てを最小にする。労働を「最小化」の対象にすれば、それだけで約2.5億の人的資本を放棄することになる。そうすればもちろんお金も最小化の対象になる。人脈は「最小化」にする以外の選択しはない。お金がなければ遊び、食事、旅行なにもいけなくなる。労働は必要最低限で、人との関わりは極力避ける生活はエネルギーを最小化できる。

モノを手放すことがゴール

乏ミニマリストにとってミニマリズムは生活基盤ではなくゴール。気づけばミニマリストになっていたのではなく、全てを最小化にする生活のためにミニマリズムは必要不可欠だった。モノを手放せばモノにかかる維持費が不要になる。そして欲しいモノがなくなる。人脈も必要最低限に抑えれば毎月掛かる交際費もいらない。お金がかからない生活のために働く理由が見つからない。そうした結果、有り余るエネルギーを好きなだけ自分に使うことができる。お金がないため、有り余るエネルギーを消費するための選択肢は限られるが、貧乏ミニマリストにとっての最優先すべきことは全てを最小化した生活を維持することにある。そのため本人は難なくゆとりある生活を送れる。

まとめ

持ちミニマリストになるためには、お金、労働、人脈、エネルギーを絶対に最小化の対象にしてはならない。ミニマリストで有名なスティーブ・ジョブズは毎日同じ服を着ている。服を選ぶ時間よりもiPhoneを作ることに時間を使いたいからだ。これがミニマリズムは生活基盤である証明だ。最優先すべき事に注力した結果、彼はミニマリストになっていた。

乏ミニマリストになるためには、お金、労働、人脈、エネルギーを最小化しなければならない。これら4つを最小化した生活を送るためにはミニマリズムが必要である。だから貧乏ミニマリストにとってはモノを手放すことがゴールなのだ。

コメント