ミニマリストはモノが少ないおかげで、都内の5畳ワンルームに楽々と住むことだってできます。
しかし小さな部屋に住むと聞くと「圧迫感があり、身動きが取れなさそう」と思うかもしれませんが、実際はそうではありません。
例えば、小さな空間で生活するメリットはこんなのがあります。
- 家賃が安い
- 掃除時間が短い
- 生活の知恵が身に付く
- ストレスが減る
- 足を知れる
ミニマリストは小さな部屋だからこそ、その空間を広く見せるコツを知っています。
さらにお金と時間の使い方が上手だからこそ、ストレスなく暮らせます。
小さな部屋から生まれる不便や難は私たちに「生活の知恵」を与えてくれます。
本日は狭い部屋で住むためにミニマリストたちが実践している知恵をご紹介します。
今日の記事はこんな方にオススメ
- 部屋が狭く感じる
- 部屋に圧迫感を感じる
- 部屋にいるとストレスが溜まる
- 掃除が苦手
- 掃除する時間がない
置かない

今いる空間の見渡してください。
どれだけのモノが床に置いてありますか?
- 観賞植物
- 絨毯
- マット
- 座椅子
- ゴミ箱
- サイドテーブル
- ヨガマット
- テーブル
- ベット
などが目に入ったのではないでしょうか?
空間を広く見せるコツは「床」と「壁」の面積を多く見せることです。
そのためには、まず単純に「減らす」作業が必要になります。
もしくは、今あるモノをクローゼットにしまい込みます。
そうすることで床全体が見えるようになり、広々とした空間になります。
絨毯・カーペット・マット



おそらくほとんどの人が〇〇マットや絨毯を使用していると思います。
例えば、玄関マット、バスマットなど。
しかしよくよく考えると、



なんとなく置いている気がしてきませんか?
実はなんとなく置いているモノというのは、あってもなくてもいい存在です。
そのようなモノを実際に手放したところで、大きく生活が変わることはありません。
いまからその理由を詳しく説明していきます。
絨毯



絨毯ってかなり邪魔な存在だと思いませんか?
例えば「スッリパを履いている」とします。
絨毯の上を歩くために脱いぎ、時には脱ぐことが面倒でそのまま歩いたり。
掃除機をかけるときは非常に邪魔で、その専用のノズルが必要だったりします。
また何かこぼしてしまうとシミになり、そこから匂いやカビが生まれてきます。
そうなると頻繁に洗濯が必要になりますが、大きすぎてコインランドリーに持ち込むしかありません。
絨毯はあるだけで意外とマイナスの要素が多いいことが分かります。



でも、絨毯がないと横になってテレビが見れないし!
冬場は特に床が冷たいから捨てれないわ!
このような気持ちはすごく分かります。
でも、一度横になってテレビを見てしまうと起き上がることが難しく、やらなければならいないことが手付かずになった経験があると思います。
でも絨毯がなければ、自然と横になりながらテレビを見ることはなくなると思います。
また冬場の床は非常に冷たくなりますが、じゅうたん以外の解決法はあります。
- くつ下を履く
- スリッパを履く
- 床暖房
- 暖房をつける
などすれば足裏の寒さは防ぐことができます。
玄関マット
玄関マットは、なぜ敷いてますか?
パッとすぐに答えられる人は少ないと思います。
それは社会の固定観念に囚われているせいです。
つまり自分の意志で決めたのではなく、社会の常識的に考えて「玄関には玄関マットが必要」と思い込んでいるためです。
元々の玄関マットの役割としては、
- 足裏に付着した土やほこりを落とすため
- 座って靴を脱ぐ際にお尻が痛くならないように
このような目的がありますが、家に上がる前に足の裏を玄関マットに擦り付けて家に上がる人はかなり少ないはずです。
さらにマットはダニの住処になりますから、そんなところに足を擦り付けたくないです。
もしなんとなく置いているなら、これは手放しても大丈夫です。
そのようなモノがあなたの生活を悪くすることは絶対にありません。
むしろ掃除が楽になり、玄関の床全体が見えるようになることで解放感をもたらしてくれます。
あなたの家を訪れるゲストは必ず、「スッキリとした玄関ですね!」というはずです。
バスマット



バスマットは玄関マットと違って必要だ!っと言う人は多いでしょう。
そして理由もすぐに答えられます。
「マットがなければ床がびちゃびちゃになる」
でも体を拭くついでに足の裏も拭いてしまえば、バスマットは不要になります。
そしてそのバスタオルを洗濯すれば問題ありません。
実はお風呂マットは非常に乾きづらいモノで、洗濯も毎日するのは非常に面倒です。
そのためすぐにカビが生え、菌が増殖します。
もちろんダニなども生息していますから、衛生面で見るとお風呂マットはいらないと言えます。
もしどうしてもお風呂マットが必要という方は、マットではなく珪藻土がおすすめです。
吸水性と速乾性に優れているためカビ・菌の増殖と繁殖を防止してくれ、非常に衛生的な商品です。
ここで少し補足ですが、お風呂上がりに体を拭くだけであれば、フェイスタオルやスポーツタオルぐらいのサイズで十分です。
掛けない



床同様に壁の面積を多く見せることで、空間を広く見せることができます。
しかしあなたの部屋には、
- ポスター
- 服
- 帽子
- カバン
- 絵
などがかかっていませんか?
壁にモノを掛けている状態では、どうしても部屋が圧迫して見えてしまいます。
あと、モノが壁に掛かってる状態はシンプルに「収納が足りていない」と言う問題もあります。
収納に収まらないから、壁にまで広がっているのです。
もし不要なモノを減らせば、今壁にかかっているモノを収納に収めることができます。
そうすることで、窮屈に感じている部屋も広々と解放感を感じられるようになります。
さらに、壁に掛けているモノを手入れするのは非常にめんどうです。
例えば、高い位置に掛けているモノを動かすために必ず踏み台が必要になります。
またホコリは掛けているモノの上に蓄積しやすく、床の掃除が終わってもすぐにホコリが落ちてきてます。
そうするといつまで経っても掃除が終わりません。
壁にモノを掛けないことで、光が反射して部屋が明るくなる効果もあります。
固定しない



ここで言う「固定しない」というのは、
常に動かしやすい状態にしておくと言うこと
家具の配置を常に変えられる状態は、用途に応じてその空間を広げることができます。
そうすることでこれまで片面しか開けることができなかったクローゼットやベランダへの窓が開けられるようになります。
もしベランダへの出入りがもっと楽になれば、そとでゆっくりできるようになります。
また気分に応じて家具の配置を変えて、飽きがこない部屋作りも可能になるはずです。
そうすることで、仕事や勉強に集中できたりします。
実際に僕の部屋ではこれを実践し
- 仕事
- 勉強
- ヨガ
- エクササイズ
- 読書
それぞれに応じて家具の配置を変えて、空間の作り方を工夫しています。
小さい部屋で広々暮らす



ミニマリストたちが実践している、小さな部屋で広々と暮らす方法を本日はご紹介しました。
- 置かない
- 敷かない
- 固定しない
ミニマリストが小さな空間でも、広々と感じながら生活ができる理由は持ち物が少ないことも、もちろんですがミニマリズムを通じて得た生活の知恵があります。
そうすることで
- 家賃が低いことろへ
- 掃除時間の短縮
- 生活の知恵が身に付く
- ストレスが減る
- 足を知れる
このような恩恵が得られます。
ミニマリストは宗教なのかとか言われますが、決してそうではありません。
全てが理論に基づいた結果であり、全てを自分軸で測り「社会の固定観念」などには決して振り回されません。
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